2016年2月時点で、日本人のスマートフォン利用者の約4割がiPhoneを使用しています。
僕もその4割に含まれていて「iPhone3GS」以来、新モデル発売の度に機種変更を繰り返しています。
さて、iPhoneのOSであるiOS7から実装された「利用頻度の高い位置情報」というログ機能について、ちょいちょいまとめニュースなどで話題になりますよね。
「この機能をON(有効)にしていると、iPhoneにあなたの行動がバッチリ記録されるから、他人に見られたら大変だよ!ストーカー被害にあったりしないようにOFFにしておいた方がいいよ」
みたいな記事、見たことがありませんか?
いったい全体、どの程度の行動が記録されるのか、僕の履歴で見てみましょう。
「利用頻度の高い位置情報」確認のしかた
「設定」→「プライバシー」をタップしてください。
「位置情報サービス」をタップしましょう。
下の方にある「システムサービス」をタップです。
在りました!「利用頻度の高い位置情報」です。タップしましょう。
そうするとですね・・・エリア別に自分のよく行く場所が記録されているわけです。
恐らく殆どの人が共通で「訪問回数」が一番多いのが「自宅」、その次が「職場」や「学校」になるんじゃないでしょうか。
これで何が起きうるかというと、
飲み会で酔っぱらったあなたが、ちょっとiPhoneを放置してしまった時、その気があれば良からぬ輩がiPhoneからあなたの立ち回り先(自宅や職場)を調べることができるんですね。怖いですね。
それはそうとして、どんなタイミングで履歴を収集されるのでしょうか。僕の履歴で分かりやすい例があるのでごらんください。
今年の1月以降、3回訪問している場所が記録として残っています。西池袋1丁目・・・ここには何があるのでしょうか。
ここを訪れた時間帯までバッチリ残っていますね。1/12〜1/14まで3日連続、12:45〜13:15分の間に訪れています。
この場所に何があるのか、GoogleMapのストリートビューで見てみると・・・
はい、カレー屋さんがありますね。
カレーが何より大好きな僕が、低糖質ダイエットを始める前に「食べ納めだー」とばかりに3日連続ランチでカレー屋さんにきていたのが、もろバレですね。
このブログを書き始めたばかりの1/14日の記事に書いているカレー屋さんはココです。
記録として履歴に残る基準は滞在時間なのか、頻度なのかハッキリしませんが、僕は時間じゃないかな(※)と思います。(※訪問回数1回の場所も幾つか記録されていますので)
こんな感じで、iPhoneを見れば、その人の行きつけの店くらいは簡単にわかっちゃうんですね。
怖いですね。でも面白いですね。僕の場合はあまり後ろ暗いところもないので、この機能をOFFにするつもりはありませんが、気になる方は履歴を消去して、OFFにしてもいいんじゃないでしょうか。
カレー食べたいなぁ・・・