今日はダイエット開始後22日目にあたる。
キリの悪い日にスタートしたもんだから今ひとつ分かり難い。元旦に開始しておけば、カウントが楽だったのにと軽く後悔しています。
最近の悩みは食べるものがマンネリ化しているってこと。
「お前、ダイエットを始める前、
『ほぼ食べるものが決まってる』
って書いてただろ?」
とツッコミを受けそうだが、
自分が食べたくて同じメニューを繰り返し食べるのと、選択肢が無くて同じメニューを食べるのでは全然違う。
そう、「自由が無い」のだよ。
コンビニの低糖質パンとホットスナックという黄金バッテリーをヘビーローテーションさせているのは他に選択肢が無いからなのです。
そこに変化をつけてくれるのが妻の作ってくれるお弁当だけど、実際のところ共働きの妻にそう毎日甘える訳にもいかない。
男性向け、ガッツリメニューの低糖質ランチを出してくれる店って無いものでしょうか。
800円までなら出します。
お察しの通り基本的に「自炊」をしない男ですが、漫画「きのう何食べた?」を読むたびに「食いたいものを食って健康に生きるには自炊だよな」なんて影響されてしまう。
読んだ漫画
きのう何食べた/よしながふみ(講談社 モーニングKC)
2016年で連載10年目の人気料理漫画。週刊モーニングという男性誌に連載されているのでご存知の方も多いに違いないが、自分の周りで読んでいるのは女性ばかりである。何故なのか?
ミスター味っ子や将太の寿司、中華一番!、食戟のソーマのような「とんでも料理」でオーバーリアクションのグルメ漫画も好きだけど、個人的には孤独のグルメや「きのう何食べた?」のように
「うん、うまい。」
「意外といける。」
といった平凡な感想で綴られる「日常系グルメ漫画」の方が好きだ。
「きのう何食べた」はゲイのカップル(弁護士と美容師)が人付き合いや仕事に悩んだり、嫉妬したり、家計をやり繰りしたり、自分や両親の老いを実感したり・・・。
ゲイという設定を除けば「そういう事あるよな」ときっと共感しながら読む事ができるはず。
個人的に面白いのは登場人物が、連載に合せて歳をとっていく事。
永遠に昭和世界の「磯野家」とも、20年間、何度クリスマスを迎えても作中では半年程度の「少年探偵漫画」とも違う。
連載開始時に43歳だった主人公は遂に50歳になってしまった。
大好きだった小説や漫画の主人公がすっかり年下になってしまったという何とも切ない感覚をこの漫画では感じない。そこが良い。
話の締めに料理するのだが、前述の漫画達に出てくるようなとんでも料理ではなく、ご家庭で再現できそうなものばかりである。
「ビッグバン焼売!!」や
「レインボー粥」
みたいなものは恐らく連載終了まで出てこないので期待しては駄目。
そして登場人物たちは、味に一喜一憂し、取り合せや彩り、カロリーや栄養バランスにもあれこれ悩むわけだ。
低糖質ダイエットの区切りがついたら、あんな食生活を心がけたいと思う。
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・・自分も読んでる方ですが、上には上がおりますね。